![]() |
|
津和野物語(その1) 紙すき遊学
【津和野町へ】
島根県津和野町で、伝統工芸の紙すきに挑戦しました。
場所は津和野伝統工芸舎。 和紙のはがきか、または色紙か2種類の紙すき体験ができますが 今回は、はがきの作成を体験しました。 「所要時間は30分程度で、 和紙はがきを6枚作成して費用は千円ですよ」 と工芸舎のおばさん。 「見学者は、いつの時期が多いのですか?」 「紙すきは冬にするものだけど、 夏休みがあったりして夏のほうが多いですよ」 暑い時期でも皆それぞれ行動しているのだな・・・ 和紙ができるまでの工程を聞き、 紙すき作業を見せてもらいました。 伝統ある和紙づくりをする人は後継者がいなくて少なくなり、 和紙の材料も調達するのが困難で、 紙すきも時間と手間がかかる大変な作業です。 紙すき体験をしながら遊び心で学べて、 世界で一つしかないオンリーワンの「はがき」ができあがります。 こころはワクワク,ドキドキ・・・ 汗をかきながらのスタートです。 津和野市内 【和紙はがきの紙すき体験】
(1)はがきのデザイン
まず、はがきのデザインを決めます。 今回は、木の葉のデザインに決めましたが、 木の葉だけではなく、花などもきれいにできます。 紙すきの上に,好みの木の葉を形よく、 重ならないように置きます。 出来上がりは,左右と表裏が逆になるため, イメージがなかなかつかめません。 (2)紙すき作業 木の葉を置いた上から、再度紙すき作業を行ない 和紙が葉をはさんだサンドイッチ状態にします。 木枠を左右に小さく振ると、水が簀から落ちます。 (3) 仕上げ 紙すき作業が終わり水分が落ちなくなると、 今度はバキュームで紙が真っ白になるまで水分をとり、 乾燥させます。 さらに、最終仕上げの乾燥・アイロンかけにとりかかり 完全に水分を除去します。 所要時間は 15分程度かかりました。 (4)完成 出来上がった和紙を6枚に裁断して、 和紙はがきの出来上がり。 はがきの縁を取るか取らないかで、趣が変わります。 ウーン・・・我ながらうまくできた! 【和紙のできるまで】
1.楮(こうぞ)そぐり
楮,三椏(みつまた)を冬に刈り取り,蒸して皮をはぎ, 表皮をけずりとります。 2.楮煮たき 楮を大釜に入れて煮込みます。 煮るときに苛性ソーダなど入れず,軽灰を使用します。 3.紙たたき 煮炊きされた原料は数日間,水ざらしをしてアクを抜き, 樫の木の板にのせ,手打ちで木の繊維をくだきます。 このくだかれた繊維を「かみそ」といいます。 4.紙すき 「かみそ」を木製の水槽(漉舟)に入れ, 黄蜀葵(とろろあおい)の根を たたいて作った「ねり」という粘液を混ぜて, 木枠に簀(すのこ)をしいたものでくみとります。 水は簀から落ちて,紙の繊維が残ります。 これが湿紙(しと)です。 5.紙ほし 一間板(約2m)に湿紙を一枚ずつ張り, 天日で板干しし乾くと出来上がり 【参考】用語
・かみ‐すき【紙漉き】
(津和野伝統工芸舎資料参照)和紙をすくこと。また、それを業とする人。 ・かみすき‐ぶね【紙漉き槽】 紙をすく原料を煮沸し、更に臼で砕き水に 溶解した液(紙料)を貯える水槽。 ・こうぞ【楮】(カミソ(紙麻)の音便) クワ科の落葉低木。 西日本の山地に自生し繊維作物として各地で栽培。 樹皮は日本紙製造の原料。 ・みつ‐また【三椏・三叉】 ジンチョウゲ科の落葉低木。中国原産。 樹の靱皮繊維をとって和紙の原料とする。 ・とろろ‐あおい【黄葵】 アオイ科の一年草。中国原産。 根の粘液は和紙の糊料、また、胃腸炎・咽頭炎などに薬用。 |
|
| |Home|会社紹介|お買い物ガイド|特定商取引法の表記|商品一覧|FAX注文用紙|サイトマップ|お問い合わせ|リンク| | |
| 健康で幸せな社会づくりを応援する会社スローネット 〒731-5144 広島県広島市佐伯区三筋3-4-11 Tel:082-923-7200 Fax:082-923-7200mail:info@slow-net.com |
(C) copyright Slow-net Inc. All Rights Reserved. |